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用情報誌です。

 === ずーっと先を考える ===
    老年3年前から始める心の準備
               (はじめに)



●定年まで働きますか?  三年前に辞めては、いけないのですか?

 定年が待ち遠しいという方がいらっしゃいます。であれば早く辞めればそれだけ多くの時間ができますが何故辞めないのですか? 好きなことの出来る時間が増えれば人生がそれだけ充実する。でも定年まで勤めます、という人が多いようです。何故でしょうか?
それはやはり収入の面のことを考えるからでしょう。ご存じの方も多いと思いますが、今の年金は誕生日にもよりますが六十五歳までは満額支給されません。
 定年前に辞めれば生活が維持できて、そうでなければ維持できる。これは六十五歳まで同じ給料が続く人にしか言えません。しかし、日本の多くの企業が、役職をはずれたり出向したり、一旦辞めて再雇用という形の雇用制度になっていて、定年数年前から徐々に給料を減額する制度を採用しています。

●定年まで勤めれば、生活が維持できますか?

 三年前に辞めては生活が維持できない、というか貯蓄が減っていくと考える方がほとんどでしょう。では定年まで勤めれば十分なのでしょうか?
 貯蓄がどんどん減っていって不安だ、こういう方の相談が増えています。定年後貯蓄がどうなるか? これを考えるには、自分のライフプランを考える必要があります。逆にしっかりライフプランが立っていれば三年前と言わなくても、一年前とか半年前なんかに自主退職なんて技も使えます。


定年3年前に辞められる人  
 
定年後も働かなきゃいけない人
 

定年後も楽しみとして働く人 
 

アナタはどれ?


●定年後、何をしたいか?

 旅行に行きたいという方が多いようです。で、誰と行きたいか?
 
     夫 …… 妻と一緒に
     妻 …… 友人と一緒に

 これが一般的な答えです。
 趣味を続けたい、始めたい。こういう方も多いようです。
 私のご相談の範囲という条件付きですが、大抵の場合、趣味でそんなに大きなお金を使う人はあまりいないようでして、それだったら思う存分自分の人生を自分で楽しむ、いいと思いますよ。

●何が家計を圧迫するか?

  趣味だけでは貯蓄が大きく減る人はあまりいません。貯蓄が減っていく原因には二つのパターンがあります。

【パターン1】
 ・月々の生活は黒字か、とん
  とん、でも、臨時出費が
  あるごとに貯蓄が減って
  いく。

【パターン2】
 ・月々の生活で少しずつ
  貯蓄を取り崩している。

もちろん、パターン1と2両方という方も多いです。理想的なのはどちらでしょうか?
 実は、パターン2の方なのです。

 子供に残すお金をしっかり確保してあとは自分で使う。万が一の入院費用はしっかり確保して、残りで人生を楽しむ計画を作っておく。これについて、もう少し詳しく書いてみます。 


定年後の貯蓄減少

  
(1)毎月・毎年、計画的に取り崩す

(2)月々は黒字だけど      
臨時出費のたびに減っていく

(3)月々も赤字         
どんどん、減っていく

アナタはどれが良い?


●豊かな生活に必要な貯金は?

 「一億の貯金がある人」
 「一千万の貯金の人」
 
 どちらの方が豊かな生活をしていると思われますか? 当然一億円持っている人?、違うんです。往々にして日々の生活は「年金額」によっていたりします。年金から支出(固定費)を引いた残りの多い方が裕福な生活をしていらっしゃいます。
 
 私としては貯蓄が一億円ある人は、それなりの生活をしていただきたいなぁなんて思います。
 
 「日常入ってくるお金と、出ていくお金だけ」でしか考えられない人は計画的に取り崩せない、だから生活は豊かにならない、という訳です。
 人間贅沢すればきりがありません。が、それなりの貯金がある人はそれなりの豊かな生活をしていただきたいなぁ、と思っています。そうでなければ、いくら貯金があっても使えません。 ではそのためにはどうすればいいでしょうか?
 先のパターン1と2の計画をもう少し詳しく作れば大丈夫です。もちろん、不測の事態がありますから予備費なんていうものもある程度考えないといけませんが、それでも生活費に回せるお金、これをしっかり把握すれば日々の生活が豊かになります。

●まずは イベント費用 

 住宅のリフォームや住み替えが必要か、何度車を買い換えるのか、子供や親戚の冠婚葬祭は?もちろん、趣味や旅行で一生の思い出になるような出費もここに入ります。
 自分のこれからの年表を平均寿命の例えばプラス十年なんかまでを年表にして、どこにどんなイベントがあるのか、車なんて一度買い換えれば十年以内にもう一度同じイベントが来ますし、リフォームの予定も具体的に決まっていなくても十年以内には必要だな、五年以内には必要だな、死ぬまでには絶対必要だななんて分かってくるものです。
 子供に残すお金、万が一のお金こういったものを具体化すると残りは、使っちゃっても構わないお金、となるわけですね。


     10万円損しない、100万円得をする。

10年先のみんなの年齢は?
     ライフプランが気になった方は
ご相談ください。


●ライフプランを作ると言うこと

  私のメインの仕事はライフプラン作りです。最近はお墓の費用なんていう相談もございます。でもそういう個別のイベント費用だけじゃありません。
 例えば子供に残すお金なら、どうやってうまく残すのか。相続税が節約できるような残し方、相続が争族にならないための方策。
 資産運用なら、どんな運用がどれくらいのリスクでどれくらいのリターンが見込めるのか。(言っておきますが、うまい話はありません。リスクがあるからリターンがあります。ただ、リターンは少なくリスクの方が多い、余所で頼んだ方が良かったなという金融商品・投資信託等はかなりありますね)老人ホームにはいるとどういう生活になるか、独り身で在宅介護になった方はどんな生活をしているか? 子供がリストラされたとか子供が就職してくれない、なんていう話もよくあります。最近は何故か離婚して戻ってきたという話もつづけてありました。
 十分なお金があればいくら子供に援助してもいいでしょう。でも子供に使うお金と自分の生活を維持するお金これをしっかり分けておかないと不安で不安で仕方ないと思いませんか?
 ライフプランを作りは、人生を充実させるために『お金に目的』を作るということなのです。 

●お金には必ず目的がある

 旅行に行くという方がいらっしゃいます。この時に、儲かった時だけ旅行するのか、最低でも近場の国内旅行はしたいのか、いやいや絶対行きたいのか、何年以内に行くのか、こういうことを考えればどんなリスクの投資商品を買うのか決まります。でも大抵の人は、リスクとリターンの把握も不十分なら、それをどう使うのかがはっきりしないまま、「増えればいい」なんていうスケベ心で失敗されています。絶対に旅行したいなら先に楽しんだ方が良い人生になりませんか?
 何に使うお金をどう準備するのか、つまりお金を分けて目的をはっきりさせるこれが豊かな人生の第一歩だと思います。


     損をしない資金計画作り
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