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　【暮らしとお金のアドバイザー】
　　ライブリフッド　プランニング　メルマガニュース
　　　　　　　　　　　　　　　　　（2011年01月号）
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　　新年明けましておめでとうございます。
　　年末年始、寒かったですね〜
　　でもいくら寒くても、コタツとミカンとテレビがあれば幸せ♪
　　ニュースを見ていると大雪で大変だったところもあるようで、すこし
　　申し訳ない気持ち。電気が無くなるとエアコンは動かない、ファンヒーターは
　　つかない、灯油ストーブはすでになし！、、、、湯たんぽを調達しなければ
　　と思っている今日この頃。

　【今月の目次】
　　●嫁入り道具はいつから消えた？！
　　●結婚式も様変わり
　　●10年目のダイヤモンドより20年目の不動産
　　●万葉集の話題；昔から女性が強いっ！

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●嫁入り道具はいつから消えた？！
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　結婚式が派手なのは、「愛知、金沢」そして随分レベルが下がって「奈良」なんて
言われてました。本当のところがどうなのかは知らないのですが、実家が奈良では
嫁入り道具を運ぶトラックを何度も見たものです。いつから見なくなったかなぁ、
なんて思い出してみると、たぶん平成５年くらいでしょうか。

　私の大学の友人たちの結婚式のピーク、これが丁度この頃です。
　結婚式も新婚旅行も多様化した時ですね。それまではホテルなんかの式場結婚式が
一般的だったのですけど、レストランを借り切ったりとか、バーベキューしながらの
人前結婚式とか、ホテル以外にもいろいろな形態の結婚式に行かせてもらいました。
新婚旅行も定番のハワイもあれば、オーストラリア、ヨーロッパ、南の島、北欧と
結構バラバラです。歴史的に見てみると「新婚旅行はどこ？」と聞けば時代の分かる
場合があります。白浜とか有馬温泉とか（←関西の場合）なら1950年代、南九州・
宮崎一周なら1960年代、沖縄・北海道なら1970年代、ハワイなら1980年前後ですね。
　最近は新婚旅行なし！を良く聞くようになりました。だって、共働きで休みが合わ
せられないし、デキちゃった婚なら旅行どころではないし。。。。。

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●結婚式も様変わり
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　結婚式もいろいろなタイプがありますね。結婚式そのものをしないという方がい
たり、教会や神社で式を挙げてその後、貸切レストランに移動するタイプとか、ファ
ミレス半分借りて披露宴、親戚だけ遠く海外に行って結婚式、なんてのも聞いたり
しますが、京都のホテルを見ていますと、まだまだホテル結婚式も多いようです。
でもって最近流行りだしているタイプの結婚式のご紹介。
　「ハウスウェディング」とか、「ゲストハウス結婚式」とかお聞きになったこと
ございますか？
　レトロな洋館を会場に屋敷と庭を一棟まるまる借り切るというスタイル。こんな
タイプの結婚式場が流行ってきています。いわゆるアメリカ風パーティースタイル
の結婚式ですね。
　少し前の、親戚＋会社関係の儀式としての「結婚式」と、仲間内で余興を付け
加えながら楽しむ「二次会」がミックスした形式と見れないこともないでしょう。
そう思えば、100〜200万円の予算は決して高いものとは言えない感じです。
　
　京都二条城では、昨年から？結婚式プランができています。雅楽演奏とか十二単
とか、いろんなオプションをつけるとかなり値が張りそうですが、思い出に残る
結婚式になること請け合いです。

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●10年目のダイヤモンドより20年目の不動産
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　スウィートテン・ダイヤモンド。結婚10周年で旦那様から奥様に贈るダイヤモン
ドですね。こんな儀式いつから出来たんでしょ？　私の知らない間に出来ています
が、でも、約束したよというご家庭も少なくないような気がします。
　で贈与税の話をしますとね、、、、旦那様から奥様に年間110万円以上の「財産」
を渡すと贈与税がかかります。だから、税務署に行って
「主人から200万円のダイヤモンド貰いました、贈与税申告はどうなりますか」
というと、ちゃんと9万円の税金の払い方を教えてくれるはずです。はずです、と
いうのは、こういうケースを聞いたことがありません。脱税だっ！なんてめったに
聞かないのです。
　何故かというと、「そのダイヤの所有権はどっち？　単に貸しているの？」ってな
問題。税務署が脱税だと言い切るためには領収書やお店の販売記録だけじゃなく、
所有権がきちんと贈与された証明が必要なわけですね。だから滅多なことでは脱税だ、
マルサだ！と踏み込めない。
　しかし不動産は違います。登記すれば所有権がはっきり分かります。しかも登記
書類は税務署に回ります。夫婦なのにと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、
税務署はこう言うところはきちんと見ます。
で、不動産を貰った時の贈与税の特例の話。

　　夫「来年１０周年だね、ダイヤのリングを贈るね」
　　妻「指輪はいらないから、20周年で、この家と土地が欲しいなぁ」

例えば2000万円の不動産を贈与したなら、贈与税720万円！！
ここで出てくるのが、配偶者への贈与特例です！

婚姻20年以上なら一回限りの限定付きで居住用不動産については2000万まで贈与税を
かけないという特例があります。普通の贈与税基礎控除をいれると2110万円まで、
税金０。700万の税金が０になるわけですねっ！！

ご主人に資産が多い場合は、あらかじめ資産を移動させておくと、万が一亡くなった
場合の相続税が少なくなりますし、相続が「争続」に変わった時とか、離婚時とか
こういう場合に誰の名義かというのがとても重要になってきます。

　来年から相続税の基礎控除が3000万円（＋相続人一人増えるごとに600万円）になり
ます。東京なんかの土地の高い地域では自宅の相続だけで贈与税の準備が必要になって
くると思われますので知っておきたい知識ですね。
　
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●万葉集の話題；昔から女性が強いっ！
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今住んでいるのは京都ですがほぼ毎週実家の奈良と往復しています。でこの京都と
奈良で手紙をやり取りした大昔のお話し、万葉集のお話しです。
六世紀頃のお話しです。大和（奈良）の明日香の宮にいた天武天皇が、京都大原の
藤原夫人に送った歌と、その返歌です。

　●天皇；我が里に、大雪降れり、大原の、古(ふ)りにし里に、降らまくは後
　●夫人；我が岡のおかみに言ひて降らしめし雪のくだけしそこに散りけむ

（現代語訳）
　◆天皇；こっちにやたら雪が降ったよ、そっちに降るのはもうちょっと後かなぁ
　◆夫人；（何寝ぼけたこと言うとんねん）私が天に頼んで降らしてもらったんよ、
　　　　　その雪がそっちに飛んでいったんじゃーゴルァ（怒）。

こんな感じだそうです。、携帯の無かった時代に奈良と京都でこんなやり取りをして
いた人々って、情緒「豊か」だったんじゃないかなぁなんて思います。現代社会では
メールや携帯で通信手段が便利になったのに、コミュニケーションが上手くいかない
ことで悩む人が増えているのはある意味皮肉なことなのかも知れません。

仕事がら「豊かさ」をキーワードにしておりますが、何も金銭的な物だけが豊かさでは
ないんですね。情緒豊か・感情豊か・笑顔一杯・・・・生き生きと生活するのに、是非
欲しい「豊かさ」はいろいろあります。あくまでもお金は手段。

感情のアンテナをしっかり伸ばして、感動をしっかり受け止める、こんな鍛錬をどう
すればできるのだろうかと悩んでおりますが、お金を増やすライフプランではなく、
生き生きした生活を送るためのライフプラン、これを目指したいと思っています。

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ここまでお読みくださりありがとうございます。
今回、男女関係をネタにお金の話題を書こうと頑張ってみました。これに豊かさとか
幸せとかをくっつけると、なんて考えていたのですが、やっぱり難しいです。
さて今年も一年、皆様の生活が豊かになりますように、そして今年も一年
よろしくお付き合い下さいませ。

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