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◇郊外一戸建て子育て重視家族


  40代後半のBさんの場合

【家族】 4人家族で、子供は中2と小6。専業主婦。

 →心配なこと:  ずばり教育費
 子供の進路でどう生活がかわるか。今すぐではないにしろ奥様が働くことを検討しているが、どう働くのがベストなのか気になっている。
 
【住まい】 郊外の戸建て住宅を15年前に購入。第一種低層・建ぺい率50%のいわゆる閑静な住宅街のお住まい。学区を考えてここを購入した。
【将来の夢】 今の住まいは、近所づきあいも含めてとても気に入っている。将来もずっとここに住みたい。子供は成人すれば出て行っても良いしどちらでもいい。ただ、下の子供の成人(大学卒業)後まで20年近くあるのでそこまで考えていない。

全般的なアドバイス

 お幸せそうですね、近所づきあいで住まいが気に入っているというのはとてもうらやましく思います。私は転居が多くてすでに、6回引っ越ししています。ずっとその地域に住めること本当に羨ましい。

 一般的にお子様が高校大学へと進むと経済的にマイナスになり最近は教育費も高騰してきて、学資保険では全然足りないくて貯蓄を取り崩したり奨学金を利用される方が増えてきています。ただ逆に言うと、この期間を過ぎればじっくり自分の生活が楽しめる時期もやってくると思いますよ。実際に貯蓄残高をシミュレーションしてグラフにすると、学費負担がなくなればその分貯蓄に回すと、ビックリされるんじゃないかと思います。
 一方で教育費が足りないからと安易に教育ローンを組むとその楽しめる期間が無くなってきますのでできればしっかりと準備しておいた方が良いと思います。

 働き方については、いくつかポイントがあります。

 (1)
扶養の問題:所得税法上ではパートで103万円までが扶養。健康保険上は130万までが扶養。130万を超えると自分で健康保険に入る必要があるので将来もっと収入が多くなる予定であればいいのですが、そうでなければ扶養範囲内で働く方がいいことになります。教育費のかかる期間だけで働くのか将来いきがいとして働いて、もっと収入アップを図っていくのかを考えた方が良いでしょう。

 (2)自宅で仕事をするとか、請負契約で仕事するとかになりますと、必要経費という点を考慮する方が良いと思います。お客様のために10万円の応接セットを買った、10万円の液晶テレビを買った。これらは高額なモノは税務上だめですが、ある程度経費になっていきます。よく、将来は自宅でちょっとした店を開くという夢をお持ちの方がいらっしゃいますが、このあたりをどう考えていくのか、それの準備をはじめていくというのも一つの生き方だと思います。
 なお、具体的な税務に関しましては税理士法の関係でお答えできませんが、お仕事を始める前の考え方についてはご相談にのれますよ。

 20年先のことはわからないですね。でもお子さんが独立された時、今から20年を足すとみんな年齢は20歳増えていますよね。で当然家も築35年となりますね。
 現在で築15年ということは、給湯器の交換はされましたかね。大抵12年目くらいで壊れます。住宅はマンションと違い自分でいろいろメンテしていかなければ、35年間家を綺麗に保つことはできません。折角地域的に満足されているお家なので、大切に使ってくださいね。外壁・屋根・キッチン・・・有る程度のリフォーム費用は是非考えてください。
 もう少し具体的な数字が出てくれば将来の資金計画を立てられると思います。
 いくつかの費用、「教育費」「リフォーム」「車の買換え」「家の建替え」 ・・・・・不思議なことに、お話しすれば、大きな金額の必要な費用は概算できてくるんです。じゃそのための準備をした方が、より人生の質が上がってくる、準備する時にしっかり準備して、使う時はしっかり使う。その方が豊かになれる、そう思います。人生を2倍3倍にするためのお金の使い方。計画があれば、1年定期じゃなく5年定期にしておこう、その方が利子が有利だ、とか。子供が大きくなってきているのに、大きな生命保険が必要なのか、ムダじゃないのか、その分貯蓄に回して、リフォーム資金にしよう、なんてことが考えられますよね。



 じゃあどうするのか、この後のこと、プランのこと、ご相談ください。

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   ◆ 教育費シミュレーション:
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30歳代、年収約500万円の方の場合 
   ◆ ある2家族の受験費用
   ◆ 年収1000万超えでも家計破綻が続出


お話しをお聞ききすると、金銭面以外に多くのお悩みをお持ちだと思うことが
よくあります。せめて金銭面だけでも何とか出来ないか、プロの立場でなんとか
できないか、そんなことを多々感じたりします。

 難しいこと・専門的なことは プロに任せる!