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◇介護の必要な親


  
20万払って、70万得した Sさん

【家族】 父は介護4で、今は老健(介護老人保健施設)に入っている。
      母は父の面倒を見ている。それに夫・妻・大学生の娘の5人家族。
      
    →心配なこと:介護費用等の出費を減らしたい。
 

現在の状況

 Sさんは78歳、介護4認定で、今は老健(介護老人保健施設)に入っています。

 長年公務員をしておられたので本人の年金は280万円。ご家族であるお母様と子供がほぼ毎日のようにホームに行って食事介助なんかをしています。生活に困ると言うほどではないものの裕福とも言えないごく普通のご家庭です。

 毎月の負担金は12万円弱。
 でもこれ以外に何だかんだと出費があって、貯蓄を取り崩すことも多いそうです。

(プロの技) 20万払って、70万得した Aさん
             ・・・差し引き50万。しかも毎年
       ・税金は税理士さんが詳しい。
       ・介護はケアマネージャーさんが詳しい。
       ・公的保険は社会労務士が詳しい。

  でもそれ(税金・介護・保険)を横断できる人がいない。


 介護保険の負担金は、大抵の自治体では収入に応じて軽減措置があります。
図のように、老人ホームの利用料などは、非課税世帯であれば安くなります。


 もともと、Sさんは2世帯(3世代)の家にお住まいでした。
 これを
別世帯に分けました。これで、世帯が分かれます。



 次に、税金のチェックをします。
 Sさんは確定申告されていました。年金の控除、基礎控除、配偶者控除、社会保険控除はきちんと申告していたのですが、介護保険のうち一定部分に適用できる医療費控除を申告していませんでした。結果、課税所得54万でしたので、これに
所得税と住民税(約10万円)がかかっています。
(※実際には、所得税と住民税の控除の計算が違うので若干住民税の課税所得の方が大きくなることが多いです。)
 医療費控除を申告することで、50万円の医療費控除が使えることがわかりました。しかし、それでも課税所得があります。
 課税所得があると、非課税世帯にはなれません。
 

 
 そこで、孫の大学生の国民年金のうち、1年分の16万円を払って貰いました。
これで
課税所得は0になります。
当然所得税は0です。

 
非課税世帯になりましたから、老人ホームの負担は先の図のようになります。
つまり、
毎月、11.7万の負担が5.5万に

 しかし、世帯を分けたので健康保険は自分で入らないといけません。この出費は年間6万円です。

 所得税・住民税は10万円が 0 (住民税の均等割4000円のみ)になりました。
そして介護の利用負担金をぐっと抑えることができ、

結局、トータルで年間約50万円の出費を抑えることができました。


このようなご相談は早いほど効果が大きいことは一目瞭然です。


 じゃあどうするのか、この後のこと、プランのこと、ご相談ください。


お話しをお聞ききすると、金銭面以外に多くのお悩みをお持ちだと思うことが
よくあります。せめて金銭面だけでも何とか出来ないか、プロの立場でなんとか
できないか、そんなことを多々感じたりします。

 難しいこと・専門的なことは プロに任せる!