◇市税の延滞金
住民税や固定資産税なんかの地方税を払わないと延滞金がつきます。
これの計算方法を解説します。
(普通のサラリーマン世帯を対象に分かりやすく説明します。)
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延滞の利率
1ヶ月目 |
年 4.4% |
2ヶ月目以降 |
年 14.6% |
具体的にはこんな感じです。
5万円を3ヶ月滞納すると1300円の延滞金。
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市町村に納める税金には住民税・固定資産税・軽自動車税・・・こんなものがあります。
固定資産税はその年の1月1日の所有者に対して、その不動産(土地・建物)の価値に応じて決定されます。
住民税は基本的には前年度の所得に応じて、1月1日の住所地の役所が課税します。
どちらも年4回に分けて納めることになっています。
※固定資産税は正確には固定資産税・都市計画税の2つが一緒に徴収されます。
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たぶん、どこの市町村でもほとんど同じだと思いますが、京都市の場合の納税カレンダーは、次のようになっています。
給料月 |
納期限 |
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4月 |
5月 1日 |
固定資産 (第1期分) |
5月 |
5月31日 |
軽自動車税 |
6月 |
7月 2日 |
個人市民税(第1期分) |
7月 |
7月31日 |
固定資産(第2期分) |
8月 |
8月31日 |
個人市民税(第2期分) |
10月 |
10月31日 |
個人市民税(第3期分) |
12月 |
12月28日 |
固定資産(第3期分) |
1月 |
1月31日 |
個人市民税(第4期分) |
2月 |
2月末日 |
固定資産(第4期分) |
で、この納期限までに納めないとどうなるか。
延滞金がつきます。
最初の1ヶ月間は利率が低い。で、2ヶ月目以降は利率が上がります。
利率は世の中の市場金利でときどき変わるのですが平成19年の利率は次のようになっています。この利率で納期限から日割り計算します。
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生活困窮なら、役所でご相談してください。さらに分割払いとかの相談に応じてくれます。放っておくとどんどん延滞金が付くだけです。
基本的に、裏技はありません。ただ表技はあります。
もとから税金が少なくなるようにしておけばいい。
多くのクライアントに税金や保険料を5万、10万安くする術をお伝えして喜んで貰っています。例えば「扶養の条件」なんかが良い例です。どんな働き方が一番得か、奥さんのパート収入103万とか有名ですね。この他、国民年金を前払いして控除をうけるとか、保険料控除を使うとか、医療費控除を受けるとか、親を扶養にするとか・・・。
(50万得した例はこちら)
家計診断も結構有効ですね。
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私のこのHPの中でも「扶養の条件」については詳しく書いています。
奥さんの収入が140万になったら税金がいくら増えるかとか。(こちらです)
(皆さん興味があるようで、私のHPの中で
アクセス数トップ3に入る人気ページみたいです。)
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